バラ輝石を探しに行ったときに長靴があれば
浅瀬に入ったり、水辺も気にせず進めると当たり前のことに気付いて
ならばと、履き替える面倒も携帯の手間も省ける水陸両用の長靴はないかと検索
山登りに長靴を好んで履く人はそうそういないもので情報は中々見つからない
視点を変えて釣り用品から情報を探してみる
どうやら長靴にゴムベルトを巻き付け滑り止めにする方法もあるらしい
欲しい情報に近づいてるような気がする
ようやく欲しい情報にたどり着く
株式会社ミツウマが販売しているスパイク付き長靴、岩礁80
林業や山岳救助隊界隈でも使われているらしい
滑りやすい斜面や苔のついた川床でも安定して動けるらしい
ただし良い話ばかりではなく、アスファルトやガレ場には弱いらしい
メーカーのトレッキングシューズより安くて助かる値段
さっそく試してみようと場所の選定をしてみる
最近は地図記号の荒地を探せば坑口やら、なにかしらの痕跡があるのではと思い
数回行って水晶が落ちてた山を別角度から攻めてみることにする
天候は晴れ
とりあえず地図で行き止まりの場所まで行ってみて
発電施設専用のトンネルを初めて見る
このトンネルを使えれば楽なのだが、シャッターが下りてて通行不可
地図には駐車場の記載もあって
山に登るためなのか近くに車を停められる開けた場所もある
ずーっと先まで堰堤が続き階段のように連なっている
堰堤横に道があるので堰堤に沿って登ってみる
特に変わった物は何もなく、道もなくなり、堰堤がなくなる所まで進む
道が再び現れ、手錫杖を持つお地蔵様を発見
手錫杖は禽獣、毒蛇を避け、悪霊にも効果あるらしく修験者に人気だったそうな
山岳信仰と結びつきの強い場所で修行の場だったのかもしれない
まさかと思い調べたら通販でも錫杖は売っていた
お地蔵様と別れ、さらに進んで坑口を発見
斜め掘りっぽく、試し掘りには見えないが他の穴は見当たらず
そして上の写真を見直しているときに気付いたんですが
拡大してみると
なんと昔流行ったスカイフィッシュが写り込んでいるではないですか
Ω ΩΩ<な、なんだってー!!!
まあ、ただのブラー効果でしょうが
地図で示された荒地マークに到着
大きい石がゴロゴロしてて本当に荒地でした
落ちてる石も珍しくもなく目的を果たしたので帰る
感想
岩礁80がどれほどの物か試したわけですが
苔の生えた沢で滑ることもなく、難なく登れて素晴らしい
滑りやすい傾斜もグリップが効いて登りやすく素晴らしい
アスファルトやガレ場では説明通りグニャグニャして歩きづらい
クッション性は皆無なので膝への負担が強い、中敷きを2枚にしたら軽減した
浅瀬なら横断できるし便利なので買って良かった一品でした
岩礁80を購入する前に普通の長靴で似たような場所を探索してるんですが
滑るし傾斜は余計な力を使い普段よりも体力を使い疲れる
中敷きを使っても靴底が薄くて膝にかかる負担が強く膝が痛くなる
なので、当たり前ですが、山歩きに普通の長靴はお勧めしません